「さすがだなと」岩井明愛は猛追及ばず2位フィニッシュ「それ以上に竹田麗央ちゃんがいいプレーをしていた」

メジャー初優勝を目指した岩井明愛(いわい・あきえ)は「70」でプレーし、通算8アンダーの単独2位で4日間を終えた。

日本女子オープンゴルフ選手権 最終日

◆国内女子プロゴルフ メジャー第3戦

日本女子オープンゴルフ選手権 9月26~29日 大利根カントリークラブ西コース(茨城県) 6845ヤード・パー72

 各地区予選を突破した選手を含む120人(アマチュア38人)が出場したメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権」は竹田麗央が優勝した。

2位で終えた岩井明愛 写真:Getty Images

2位で終えた岩井明愛 写真:Getty Images

 メジャー初優勝を目指し「コースと向き合えればいいかな」と平常心で最終日をスタートした岩井明愛。首位と2打差の通算6アンダー3位タイから出て、4バーディー、2ボギーの「70」でプレー。猛追及ばず通算8アンダーの単独2位で4日間を終えた。

 中盤に10番からの2連続を含む4バーディーを奪った。「後半に入ってバーディーもきて、いい位置にいるなというのは分かっていた」と、リーダーボードを上がっていった。終盤は差を詰めようとグリーン周りからでも果敢にカップを狙っていった。

 ひとつ後ろの組で回る首位の竹田に、1打差まで迫り迎えた最終18番ホール。「絶対獲りたいと思っていた」と意気込んで放ったティーショットはラフに入った。「自分らしく攻めよう」と思い切って攻めた2打目はグリーンをオーバーしてラフに入った。

「入れたいと思っていました」という12ヤードほどのアプローチを「ちょっと気持ちが入りすぎました」と寄せきれずボギーで終え勝負あり。「攻めた結果なのでしょうがないかな」と振り返った。

「きょうの調子でここまで来れると思っていなかったので、悔しい気持ちもありますけど、それ以上に竹田麗央ちゃんがいいプレーをしていたのでさすがだなと思います」と勝者を称えた。

 9月8日に終えた「ソニー日本女子プロ選手権」でも最終日こそ崩れたものの3日目まで優勝争いを演じている。「きょうはなかなかいいプレーできていましたけど、勝てなかった日だったので、まただんだん優勝争いの回数を増やしていって、次は勝てればいいかなと思います」と前を向いた。

ジャンルで探す