松山英樹が「パリ五輪」報奨金600万円をJGAに寄付 「少しでも若い選手たちの力になれるよう」

日本ゴルフ協会(JGA)は、「パリ五輪」で銅メダルを獲得した松山英樹(まつやま・ひでき)から、報奨金600万円の寄付を受けることを発表した。

「自分も彼らの目標であり続けられるように努力していきたい」

 日本ゴルフ協会(JGA)は、「パリ五輪」で銅メダルを獲得した松山英樹から、報奨金600万円の寄付を受けることを発表した。

「パリ五輪」の報奨金を寄付した松山英樹 写真:Getty Images

「パリ五輪」の報奨金を寄付した松山英樹 写真:Getty Images

 8月に開催された「パリ五輪」で、松山は日本男子ゴルフ界初の銅メダルを獲得。「JGAオリンピックゴルフ競技対策本部」から、報奨金600万円が与えられた。

 松山はその報奨金を若手選手育成のため、JGAに寄付する意向を表明。JGAはその申し出を受け入れる決定をしたと発表した。寄付金は、ルーキープログラムをはじめとする選手強化事業や、これからの日本を背負う若手選手の育成に活用するとしている。

 松山は「これからどんどん日本の若い選手たちが世界の場で活躍できるように願いつつ、そして自分も彼らの目標であり続けられるように、努力していきたいと思います」「少しでも若い選手たちの力になれるよう、今回いただいた報奨金はJGAに寄付させていただくことにしました」とコメント。

 パリ五輪ゴルフ日本代表監督の丸山茂樹は「この度の松山選手からのお申し出を聞き、大変ありがたく感じるとともに、普段から日本の若い選手の活躍を願っている彼の思いに改めて感動しました」「松山選手の思いに応えるためにも、私も微力ながら今後も若い選手たちの成長の一端を担えるように頑張っていきたいと思います」と述べた。

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