竹田麗央「前週、背中痛で棄権」は韓国アマとの“飛ばし屋対決”が原因!? 「もうフルスイングしても大丈夫」

前週の「宮里藍サントリーレディス」2日目に背中の痛みで棄権した竹田麗央(たけだ・りお)が、「ニチレイレディス」のプロアマ戦後に体の状態について語った。

針治療で背中の痛みはなし

◆国内女子プロゴルフ<ニチレイレディス 6月14~16日 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県) 6584ヤード・パー72>

「宮里藍サントリーレディス」2日目に背中の痛みで棄権していた竹田麗央。ニチレイディスのプロアマ戦には元気な姿を見せ、コースの状態をチェックし万全の状態をアピールした。

ダイナミックなスイングが身上の竹田麗央(写真はフジサンケイレディス) 写真:Getty Images

ダイナミックなスイングが身上の竹田麗央(写真はフジサンケイレディス) 写真:Getty Images

「楽しみな大会だったので、悔しかったけれど、疲れがたまっていると思いました。少しはいい休養になりました」

 それでもこのような痛みを発症したのは初めてのこと。「スイングができず、アドレスした状態からすでに痛かった。針治療して安静にしていたので、今はもう痛みはないです。フルスイングしても大丈夫です」

 疲れがたまっていたのも理解できる。海外初の大会となったメジャー「全米女子オープン」で9位となり、帰国後すぐに「宮里藍サントリーレディス」に出場。しかも同大会では飛ばし屋の韓国17歳アマ、金ミンソルとの飛距離勝負にも力が入った。「韓国アマとの対決を意識して振り過ぎたんじゃないか」との質問には「それも少しある(笑)」と笑っていた。

 今季3勝でメルセデス・ランキング1位の竹田だが、パリ五輪出場は現実的に難しい状況。「(五輪は)そんなに考えていないけれど、来週の全米プロも今週も全力を尽くしたい」と意気込みを語っていた。

竹田 麗央(たけだ・りお)

2003年4月2日生まれ、熊本県出身。21年プロテスト合格で同期には櫻井心那、川崎春花、神谷そらなどがいる。母親はツアープロの平瀬哲子、叔母は元賞金女王の平瀬真由美という超サラブレッド家系。24年「KKT杯バンテリンレディスオープン」でツアー初優勝後、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」でも勝利。同年「ブリヂストンレディス」でツアー3勝目を挙げた。ヤマエグループHD所属。

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