松山英樹と久常涼は出遅れ 暫定首位はデシャンボー【マスターズ初日は日没順延】

世界最大のゴルフの祭典「マスターズ」が11日に開幕。暫定首位は「65」でプレーしたブライソン・デシャンボー(米)。松山英樹(まつやま・ひでき)は「76」、久常涼(ひさつね・りょう)は「78」と出遅れた。タイガー・ウッズ(米)は13番までプレーし1アンダー17位。競技は日没順延となった。

27人が初日のプレーを終えられず順延

◆米国男子プロゴルフ<マスターズ 4月11~14日 オーガスタナショナルGC(ジョージア州) 7555 ヤード・パー72>

 米国男子プロゴルフの「マスターズ」が11日、悪天候の影響で2時間半遅れて開幕。日没順延で出場89人のうち27人が第1ラウンドのプレーを翌日に持ち越した。

初日を「76」で終えた松山英樹 写真:GettyImages

初日を「76」で終えた松山英樹 写真:GettyImages

 2020年「全米オープン」以来メジャー2勝目を狙うブライソン・デシャンボー(米)が8バーディー、1ボギーの「65」でプレーし、7アンダー暫定首位で発進した。

 1打差の6アンダー2位に、6バーディー、ノーボギーで回った22年大会覇者で世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米)が続く。

 15番まで終えたニコライ・ホイガード(デンマーク)が5アンダーの3位につけた。16年大会覇者のダニー・ウィレット(米)が4アンダー4位でホールアウト。13番まで終えたマックス・ホーマ(米)が並んでいる。

 21年大会を制した日本の松山英樹は、1バーディー、5ボギーの「76」でプレーし、4オーバーの75位と大きく出遅れた。特別招待で初出場する21歳の久常涼は、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーで「78」とし6オーバー85位タイにいる。

 大会最多の6勝目を狙うタイガー・ウッズ(米)は13番までプレーを終え、2バーディー、1ボギーの1アンダー。16度目の出場で“キャリアグランドスラム”がかかっているローリー・マキロイ(北アイルランド)は4バーディー、3ボギーの「71」でホールアウトし、ウッズと同じく1アンダー暫定17位につけている。

 第1ラウンドは12日の20時50分(日本時間)に再開する。

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