熊本3選手の負傷発表…3選手とも復帰時期未定

 3月22日、B2西地区の熊本ヴォルターズはジャメール・マクリーン、長島蓮、テレンス・ウッドベリーの3名の選手が負傷したことを発表した。

 16日のバンビシャス奈良戦での負傷したマクリーンは、脳震盪を発症し、今後の復帰時期については、Bリーグが定める段階的復帰プロトコルに従って判断される。

 17日のバンビシャス奈良戦で負傷した長島蓮は脳震盪を発症し、今後の復帰時期については、Bリーグが定める段階的復帰プロトコルに従って判断される。また同日に負傷したテレンス・ウッドベリーの復帰時期についてクラブは「経過を見ながら判断いたします」とコメント。

 アメリカ出身で現在35歳のジャメール・マクリーンは、203センチ103キロのパワーフォワード兼センター。ヨーロッパ各地のリーグを経験したあと、2019-20シーズンを名古屋ダイヤモンドドルフィンズで過ごす。その後はドイツやスペインのリーグで過ごし、2023年6月に熊本ヴォルターズに加入。今シーズンは48試合に出場し、1試合平均15.7得点8.9リバウンドを記録していた。

 静岡出身で現在27歳の長島蓮は177センチ75キロのポイントガード。飛竜高等学校を経て、白鷗大学へ進学し、2019年2月に宇都宮と特別指定選手契約を締結し、7月に群馬クレインサンダースに加入しキャリアを始める。その後は金沢武士団、埼玉ブロンコスとB3リーグを経験し、2022年6月に熊本ヴォルターズに加入。今シーズンは44試合に出場し、1試合平均6.0得点2.9アシストを記録していた。

 アメリカ出身で現在36歳のテレンス・ウッドベリーは身長203センチ103キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。Gリーグのオースティン・トロスでキャリアを始める。2012年に来日し、琉球ゴールデンキングスに入団し、2012年の11月には月間MVPを受賞。2012-13シーズンは最優秀シックスマンに選出。その後はドミニカ共和国でプレー。また日本に戻り、滋賀レイクスターズ三遠ネオフェニックス、バンビシャス奈良を経験したのち、2023年6月に熊本ヴォルターズに加入。今シーズンは41試合に出場し、1試合平均19.6得点4.1リバウンド、フィールドゴール成功率51.2パーセント、3ポイントシュート成功率43.7パーセントという高い数字を叩き出していた。

今回の発表について、遠山向人HCがコメントした。

 遠山向人HC
「チームは3名の不在期間中のテーマを”PROGRESS”,“TOUGHNESS”,“TOGETHERNESS”と定め、プレーオフに向け1人1人が真の成長を目指し、困難に立ち向かうより強固な団結を獲得する機会・チャンスと捉えています。その為に今週は”Communication”,“High Five”,“Care”,“Difference”,“Your Strength”という明確なツールを意識し、ハードワークを続け勝利を目指しています。これらのテーマやツールの多くはヴォルターズレッドの皆さんも一緒に取り組めるものです。ブースターの皆さんも含めたより強固な団結を作り上げたいです。大変な状況だからこそ、ポジティブなエナジーを送り続けてください。今節も一緒に戦いましょう」

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