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今シーズン東のトップを走るシクサーズ…主力のトバイアス・ハリス「自分がいつも気にかけていることは…」

◆今季高い安定感を発揮してプレーするハリス

 今シーズン、開幕から好調なフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、2月24日(現地時間23日、日付は以下同)の時点で20勝11敗とイースタン・カンファレンスの首位を走っている。シューターのダニー・グリーンセス・カリー、ベテランセンターのドワイト・ハワードが加入し、さらにチームのエースであるジョエル・エンビードが平均30.3得点11.3リバウンドを記録。今シーズン優勝を目指して勢いに乗っているチームの1つだろう。

 そのシクサーズにおいて、トバイアス・ハリスは主力選手の1人としてスターターの役割を担っている。今シーズンは平均20.6得点7.8リバウンド3.4アシストを記録しており、平均得点はキャリアで2番目に高い数字を、そして平均アシストはキャリアハイをマーク。また今季出場した全28試合で必ず2ケタ得点を記録しており、3ポイントシュートも40.3パーセントと高水準。その安定感とあらゆるエリアから得点できるスタイルは今のシクサーズには必要不可欠だろう。

 だが『The Athletic』のサム・アミック記者によれば、ハリスは特定のファンによる「ハリスはエンビードとベン・シモンズに続く第3のスター選手ではない」という評価に、フラストレーションを抱いているそうだ。「そのくだらない話題が僕を怒らせるのは間違いない」と彼はコメント。「その気持ちに偽りはないけれど、同時にそういう評価は僕の人生をとおして常にあったことだから、受け入れる気持ちもある。僕は2011年にテネシー州のトップ10プレーヤーだったけれど、ドラフトされた時はそう高い順位ではなかった」と、自身の人生を振り返る。彼は2011年NBAドラフトで全体19位で当時シャーロット・ボブキャッツ(現シャーロット・ホーネッツ)の指名され、その後トレードでミルウォーキー・バックスに所属した。

 しかしハリスは周囲の評価よりも重要視していることがある。それは仲間たちとの関係性だ。「自分がいつも気にかけていること、それはチームメートと僕自身の間にある互いへの敬意だ」と彼はコメント。現在28歳と選手として全盛期を迎えている中、個人的な成績を注視することなくチームファーストの考えを貫いている。また1月28日のロサンゼルス・レイカーズ戦では試合時間残り3.0秒にプルアップジャンパーを沈めるなど勝負所でも活躍をしている。チームがここまで好調であるのも、ハリスの献身的でアンセルフィッシュなプレーがあってこそだろう。

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