【火の鳥不倫】バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏が40代女性と不倫 代表合宿中に宿舎近くのホテルで逢瀬、選手や予定表に関する「情報漏洩」疑惑も

写真を見せると「出会いが多いから…」と話した眞鍋氏

 パリ五輪では予選敗退に終わったバレーボール女子日本代表。眞鍋政義監督(61)の進退にも注目が集まるが、そんな名将に女性スキャンダルが発覚した──。

【写真】不倫相手・A子さんとの遠征先でのツーショット。狼狽した様子で直撃に応じる眞鍋氏。A子さんに渡したという代表のスケジュール写真も

「テレビに眞鍋さんの顔が映る度に、A子のつらい表情が頭に浮かびました。A子と眞鍋さんとの関係について五輪前に日本バレーボール協会(JVA)に通報しましたが、返事がきたのは五輪が終わった8月末でした。A子のためにも、お話しさせてほしい」

 そう話すのは、A子さんの友人・Bさん。眞鍋氏が5年ぶりに代表監督に復帰した2021年以降、40代女性のA子さんと不倫関係にあったという。

 眞鍋氏といえば、現役時代は日本を代表するセッターとして活躍し、川合俊一らと1980年代のバレーブームを牽引。指導者転身後は2008年に全日本女子代表、通称「火の鳥NIPPON」の監督に就任すると、2012年のロンドン五輪で28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。一度代表監督の座を退くも2021年に復帰した。

 2人が出会ったのは、眞鍋氏が住む姫路市内の飲食店だったという。

「お互い店の常連だったA子と眞鍋さんは、監督復帰をきっかけに話すようになり、眞鍋さんから連絡先を聞かれたそうです。当時はそれぞれ配偶者がいましたが、眞鍋さんは『うちはもう家庭内別居みたいな感じだから』と。A子はしょっちゅう神戸に行って逢瀬を重ねていた」(Bさん)

 A子さんは眞鍋氏に出会って程なく夫と離婚。2022年4月、女子代表チームの活動が本格的に始まってからも、2人の関係は良好だったという。

「東京での合宿中は、宿舎近くの別のホテルにA子を呼んで会っていた。ホテルで一晩を過ごし、眞鍋さんはそこから翌朝代表チームの宿舎に帰ることもあったそうです。A子は当時、東京の高級ステーキ店で食事をした写真を嬉しそうに送ってくれました」(同前)

 眞鍋氏にはこの密会を手伝う人物がいたという。

「日本バレーボール協会のX氏が、2人が泊まるホテルの予約やA子の移動に同行していたそうです。ホテルに入るのは3人で、いったん部屋に入った後すぐにX氏だけが部屋を出て“カムフラージュ”することもあったと聞いています」(同前)

 眞鍋氏はA子さんにしばしばチーム事情を明かすことがあったという。

「眞鍋さんは、予定を合わせるために代表チームの予定表を送ってきたそうです。また日常的に選手評を話していて、『古賀紗理那にキャプテン頼もうと思うんやけど、どうかな? 引き受けてくれると思う?』と相談されたと話していた」(Bさん)

「出会いが多いんで…」

 2023年の秋頃、順調だった関係に亀裂が入る。

「A子が眞鍋さんの女性関係を疑うようになって、ある日それを問い詰めたんです。それから程なくして、眞鍋さんと音信不通になってしまった」

 その後、共通の友人づてにA子さんに手渡されたのは、〈解決金について〉などと書かれた一枚の紙だったという。

「A子は『お金が欲しいわけじゃないのに』『話す機会もなく急に突き放された』と泣いていた」

 不倫は男女の問題だが、一連の眞鍋氏の行動はバレーボール協会のコンプライアンス規程に違反する可能性がある。元テレビ朝日法務部長で弁護士の西脇亨輔氏が指摘する。

「日本代表の活動は公的な支援に支えられていることもあり、各競技団体が厳しい行動規範を作っています。今年、体操・宮田笙子選手(19)は未成年喫煙で五輪を『出場辞退』しましたし、2020年には日本水泳連盟が、不倫騒動を起こした瀬戸大也選手を『スポーツマンシップ違反』として年内活動停止処分にしました。

 JVAもコンプライアンス規程で『著しくスポーツパーソン、スポーツ関係者として品位、名誉に欠ける行為』を禁じているので、眞鍋氏の行為はこれに該当する可能性が高いと考えられる」

 眞鍋氏が代表チームや選手個人の情報を明かしていた疑いについて、西脇氏が続ける。

「前出の規程でも、個人情報や『JVAにおいて機密とされる情報の漏洩』は禁じられている。また同行していた協会のX氏に不倫の隠蔽を依頼したことも、規程違反になり得る」

 眞鍋氏を直撃すると狼狽した様子でこう話した。

「(不貞行為などは)ないね、まったくない、記憶にない。その本人に直接聞いてみたら? 出会いが多いんで、わからない」

 A子さんにも聞いたが、「私からお話しできることはありません」と電話口で答えるのみだった。

 日本バレーボール協会に眞鍋氏の一連の疑惑と大会前にあった通報について問うと、広報部が次のように回答した。

「(一連の疑惑について)事実関係は把握していません。そのため、コンプライアンス規程違反の判断にも至っておりません。(通報の時期については)通報フォーム設置の趣旨より、回答は控えさせて頂きます」

 現在、同協会は次期代表監督選びを控えている。川合俊一会長は10月に審議すると発表、眞鍋氏の続投の可能性もある。

「火の鳥不倫」の代償は高くつきそうだ。

※週刊ポスト2024年10月4日号

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