男子監督にティリ氏=東京五輪で金の実績―バレーボール

日本バレーボール協会は25日、男子日本代表の新監督に、2021年東京五輪で母国フランスを金メダルに導き、SVリーグの大阪Bを率いるロラン・ティリ氏(60)の就任が内定したと発表した。12月2日に記者会見する。
日本男子はフランス出身のフィリップ・ブラン氏の下、ネーションズリーグで2年続けて表彰台に立つなど躍進。今夏のパリ五輪では2大会連続の8強だった。同五輪で連覇を遂げた強豪国から再び指揮官を迎え入れ、28年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得を目指す。
ティリ氏は現役時代、五輪に2度出場。指導者としてフランスを世界の強豪に押し上げ、大阪Bの監督としては5季目を迎えた。協会を通じて「日本代表の力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会や五輪での経験も取り入れていきたい」との談話を出した。

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