村林、積極打法で先制アーチ=「決勝予行」で一回に4点―野球プレミア12

決勝の「予行演習」となった一戦で、日本は一回に4点を奪った。1番村林が2ボールからの低めへの速球を巧みにスイングすると、打球は左翼スタンド最前列へ。「積極的にいった結果が最高の形になった」。なかなか出場機会に恵まれなかった村林にとって、今大会初安打となった。
ここから打線がつながる。佐藤、辰己の連続四死球で走者をため、4番森下は三塁線を破る2点二塁打。さらに、3試合ぶりスタメンの紅林の中犠飛で追加点を奪った。
この日のデーゲームでベネズエラが米国に敗れ、両チームの敗退が決定。ナイトゲームは、既に決勝進出を決めた日本と台湾の消化試合となった。台湾は先発投手を林※◆(※日の下に立、◆王ヘンに民)から、2日連続の先発となる陳柏清に変更。一方の日本は、先発メンバーから牧、小園、栗原、源田らを外した。
日本は1次リーグでも敵地の台北ドームで台湾と対戦し、3―1で勝っている。そして、この日は強烈な先制パンチ。決勝に向けた探り合いもある中で、相手投手陣に嫌なイメージを植え付けたはずだ。

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