高木、己に厳しく=W杯スケート

女子1000メートルを終え、声援に応える高木美帆=23日、長野・エムウェーブ



女子1000メートルの高木は、滑り終えると少し首をひねった。同じ会場だった10月下旬の全日本距離別選手権より0秒4遅い。「優勝するだけではなく、タイムでも格好いい姿を見せたかった。そこは悔しい気持ちが残る」。スタートに手応えを感じつつ、それが思うように加速につながらなかったことが納得できなかった。
北京五輪で金メダルを獲得し、昨季のW杯でも種目別優勝を果たした1000メートル。欧州などの強豪に勝っただけでは満足感はない。「まだしっくりきていない部分がある。やらなきゃいけないことがたくさんある」。第一人者は己に厳しかった。


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