A・ロッド、大谷は「最もユニーク」=ルース、ジョーダンらと比較―米大リーグ

ヤンキースなどでプレーし、大谷と同様に3度のMVPに輝いたアレックス・ロドリゲスさんがこのほど来日。東京都内でのトークイベントなどで大谷を「史上最もユニークな選手」と評した。
「A・ロッド」の愛称で知られるロドリゲスさんは現役時代に42本塁打と46盗塁を同一シーズンにマークしたことがある。今季、前人未到の「50本塁打、50盗塁」をクリアした大谷について「パワーを持っている選手で足が速いことは珍しい。シーズンがあと10日もあれば『60―60』も可能だった」と称賛した。通算354勝投手のクレメンス、通算762本塁打のボンズ、通算1406盗塁のヘンダーソンという往年の名選手の名を挙げ、「その組み合わせが大谷」とも述べた。
ロドリゲスさんはまた、ベーブ・ルースが大リーグ、モハメド・アリがボクシング、トム・ブレイディが米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)、マイケル・ジョーダンが米プロバスケットボール協会(NBA)の歴史をそれぞれ一変させたと指摘。その上で「大谷はより歴史的に重要。日本と米国をつなげているからだ」と意義を語った。

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