復帰後初先発で躍動＝伊東、２点に絡む―サッカーＷ杯予選

伊東は９月に始まったアジア最終予選で代表復帰後、初めて先発出場。「出場時間が少し長い分、アシストやゴールは絶対しなきゃいけないと思っていた。最低限、アシストができたのでよかった」。２点に絡む活躍でも淡々としていた。
１点リードの前半終了間際に右ＣＫから２点目につながるボールを通し、「練習でもニアで合わせていた。狙い通り」。チームにとって大きな得点を導いたのが、１―２と迫られた直後の後半９分。伊東らしい切り返しから、遠いサイドの小川へピンポイントのクロスを送り、相手の反撃ムードを断ち切った。
右サイドの定位置は、堂安に譲っている現状。「個人としてもミスは多かった」。浮かれることなく課題とも向き合った。（アモイ時事）