青学大、4冠に挑む=20日から明治神宮野球

学生野球の第55回明治神宮大会は20日に神宮球場で開幕する。大学の部は秋季リーグ優勝や代表決定戦を勝ち上がった11校、高校の部は各地区の秋季大会を制した10校が出場する。
青学大は昨春から今秋まで、東都大学リーグを4連覇。6月の全日本大学選手権でも2連覇を遂げており、昨年は届かなかった四つ目のタイトルに挑む。プロ野球ドラフト会議でロッテから1位指名を受けた中軸の西川(4年、龍谷大平安)は「自分たち4年生がしっかり引っ張って4冠を必ず成し遂げたい」と意気込む。
東京六大学リーグで春秋連覇の早大は9年ぶりの出場。投手陣は伊藤樹(3年、仙台育英)が大黒柱となり、打線も隙がない。オリックス1位の麦谷(4年、大崎中央)ら6人がドラフト指名を受けた富士大は、昨年の4強からさらに上を目指す。
高校では、横浜(関東・神奈川)の左腕奥村頼、1年生織田の両投手が注目を集める。近畿大会を17年ぶりに制した東洋大姫路(近畿・兵庫)は、エースの阪下を中心に頂点をうかがう。

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