新人王は全体1位の剛腕=ハイレベルな争い、スキーンズ受賞―米大リーグ
【ロサンゼルス時事】米大リーグの2024年シーズン最優秀新人(新人王)が18日に発表され、ナ・リーグはポール・スキーンズ投手(パイレーツ)、ア・リーグはルイス・ジル投手(ヤンキース)が選ばれた。両リーグともに先発投手が選出されたのは1981年以来43年ぶりとなった。
ナは11勝3敗、防御率1.96の剛腕スキーンズがハイレベルな争いを制した。24本塁打、90打点のメリル(パドレス)、21本塁打、22盗塁のチョウリオ(ブルワーズ)、新人最多15勝の今永(カブス)を退けての受賞。22歳の右腕は「常に自分のベストの状態を保てるように心掛けていた。それがいい結果につながった」と喜んだ。
昨年のドラフト全体1位指名を受け、5月に鳴り物入りでメジャーデビュー。自身6連勝と好スタートを切ると、7月のオールスター戦では新人として95年の野茂英雄(当時ドジャース)以来となる先発に抜てきされた。
後半戦も100マイル(約161キロ)を上回る速球を武器に打者を圧倒。規定投球回には届かなかったが、133イニングで170三振を奪った。全体1位指名の新人では、ヤクルトでもプレーしたホーナーやフィリーズで現役のハーパーらに続く史上5人目の受賞。新人ながらサイ・ヤング賞(最優秀投手)最終候補にも名を連ねる右腕は「今年の経験を今後のキャリアに生かしたい」と先を見据えた。
ナは11勝3敗、防御率1.96の剛腕スキーンズがハイレベルな争いを制した。24本塁打、90打点のメリル(パドレス)、21本塁打、22盗塁のチョウリオ(ブルワーズ)、新人最多15勝の今永(カブス)を退けての受賞。22歳の右腕は「常に自分のベストの状態を保てるように心掛けていた。それがいい結果につながった」と喜んだ。
昨年のドラフト全体1位指名を受け、5月に鳴り物入りでメジャーデビュー。自身6連勝と好スタートを切ると、7月のオールスター戦では新人として95年の野茂英雄(当時ドジャース)以来となる先発に抜てきされた。
後半戦も100マイル(約161キロ)を上回る速球を武器に打者を圧倒。規定投球回には届かなかったが、133イニングで170三振を奪った。全体1位指名の新人では、ヤクルトでもプレーしたホーナーやフィリーズで現役のハーパーらに続く史上5人目の受賞。新人ながらサイ・ヤング賞(最優秀投手)最終候補にも名を連ねる右腕は「今年の経験を今後のキャリアに生かしたい」と先を見据えた。
11/19 16:00
時事通信社