精彩欠いたソフトバンクの大関＝プロ野球・日本シリーズ

ソフトバンクの大関は日本シリーズ初登板で本来の力を出せなかった。球の切れがなく、一、二回のピンチは切り抜けたものの、三回に先制打を浴びたところで降板。被安打４、与四死球４と精彩を欠いた。
今季、自己最多の８勝を挙げた育成出身の２６歳。９月に背中を痛めて離脱し、この日が１軍復帰戦だった。「日本一を決める大切な試合で登板できることをうれしく思う。ここで投げる準備は十分に整った」と話していたが、満足いく結果を残せなかった。