坂本、喜びより危機感=スケートカナダVも悔しさ―フィギュア

【ハリファクス(カナダ)時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダの女子で優勝した坂本花織(シスメックス)が27日、カナダのハリファクスで取材に応じ、「ハイペースで仕上げていかないといけない」と今後への危機感を口にした。
フリーでは2度転倒するなどジャンプでミスが続き、2位に甘んじた。「こんなに悔しいって思ったのは2シーズン前のファイナル以来。優勝したけど、内容が悔しかったらやっぱり悔しい。どこが悪かったか、見詰めていかないと」。次戦のNHK杯(11月8~10日、東京・国立代々木競技場)に向け気持ちを引き締めた。
女子フリーで会心の演技を見せて2位に食い込んだ松生理乃(中京大)は「ショートプログラムでうまくいかず、メンタルが崩れた状態でも立ち直って自分の演技ができた。成長できた部分」と手応えを得た様子だった。

ジャンルで探す