松生、吹っ切れて会心演技=スケートカナダ

SP10位の松生が会心の演技で2位に食い込む健闘を見せた。大きなミスなくジャンプを成功させ、フリーの自己ベストに迫る139.85点をマーク。「点数が出た時はすごくうれしかった。練習の成果が出た」。演技後は左手を振り下ろして喜びを表した。
SPで振るわず、自信を失いかけた時に母親から「自分を信じて」とメールが届いた。大粒の涙を流した後は「吹っ切れた」。天使をイメージしたフリーでは、羽があるかのような軽快な演技を披露し、観客を引き込んだ。「表彰台に乗れてうれしい気持ち。次はショートもフリーもきちんとそろえないといけない」。次戦を見据える表情に、自信が戻った。(ハリファクス時事)

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