横浜M、試されるアウェー戦=難しいアジアの舞台―ACLサッカー

アジアを制するには、避けて通れない敵地の戦い。初戦で光州(韓国)に大敗した横浜Mにとって、より厳しい雰囲気となる中国での一戦は正念場だ。ハッチンソン監督は「前はアウェーでうまくいかなかった。いい準備をしたい」と警戒を強めていた。
18日の新潟戦から中3日。布陣を変え、ヤンマテウスやボランチに入った小池龍を軸に攻め込んだ。ところが前半終了間際に先制点を献上。一筋縄ではいかない展開となった。
2022年にJ1王者となり、昨季はACL制覇にあと一歩と迫った。今季はJ1リーグで低迷。アジアでの躍進は、復調の足掛かりになる。日程は過密でも「J1とは別物。われわれの強さを見せたい」と指揮官。今大会に懸ける思いは強い。
前回大会は、山東に4戦全勝だった。今回は相手監督がベンチ入り停止と追い風も吹く。ピッチ内外でしびれる戦いとなる国際大会。その経験は、チームの財産にしてこそ価値がある。(済南時事)

ジャンルで探す