女子マラソンで初の2時間9分台=チェプンゲティッチが世界新

シカゴマラソンで2時間9分56秒の女子世界新記録を樹立し、ゴール後に喜ぶルース・チェプンゲティッチ(ケニア)=13日、米シカゴ(AFP時事)



【シカゴ時事】シカゴ・マラソンは13日、米シカゴの市街地コースで行われ、女子でルース・チェプンゲティッチ(ケニア)が2時間9分56秒の世界新記録を樹立して優勝した。従来の世界記録は、ティギスト・アセファ(エチオピア)が昨年9月のベルリン・マラソンでマークした2時間11分53秒。チェプンゲティッチは女子で初めて2時間10分の壁を破り、2年ぶり3度目の大会制覇。
男子はジョン・コリル(ケニア)が2時間2分44秒で優勝した。日本勢は細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分20秒で6位に入ったのが最高で、定方俊樹(三菱重工)が2時間8分22秒で8位。


◇チェプンゲティッチの略歴
ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)19年世界選手権で金メダルを獲得。名古屋ウィメンズマラソンを22、23年と連覇。シカゴ・マラソンでは22年に世界歴代2位(当時)の2時間14分18秒を出して連覇を達成した。21年4月にはハーフマラソンで1時間4分2秒の世界記録(当時)を樹立。30歳。



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