大谷、初戦で千賀と対決＝リンドーとの１番対決も―米大リーグ

【ロサンゼルス時事】米大リーグのプレーオフは、ドジャースとメッツが対戦するナ・リーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）が１３日（日本時間１４日）にロサンゼルスで開幕する。メッツの第１戦先発投手には千賀が決まり、ドジャースの大谷との対決が実現しそうだ。山本は第４戦の先発が見込まれる。
大谷は地区シリーズでパドレスのダルビッシュに無安打に封じられた。日本人投手との再度の対戦に向け、どう修正するか。千賀は右肩のけがなどでレギュラーシーズンは１試合しか登板できず、両者の顔合わせはなかった。
強力打線のドジャースだが、主力のフリーマン、正遊撃手ロハスが故障を抱えている。救援左腕のベシアは脇腹を負傷。山本ら先発陣がいっそう奮起し、できるだけ失点を抑えたい。
メッツは千賀のほか、セベリーノ、マナエアなど経験豊富な左右の先発投手がそろう。打線は両打ちのトップバッター、リンドーが引っ張る。大谷との「１番対決」もシリーズの行方を左右しそう。プレーオフでは終盤の猛攻で逆転勝ちを収めるなど、攻撃陣に一体感が生まれている。
本拠地をロサンゼルスとニューヨークの大都市に置く注目度の高い両チームの対戦。今季のレギュラーシーズンではドジャースが４勝２敗と勝ち越した。