小川、貴重な追加点=サッカーW杯予選

後半、ヘディングでゴールを決める小川(左端)=10日、サウジアラビア・ジッダ



途中出場の小川が大きな仕事をやってのけた。
1点リードの後半30分すぎにピッチに入り、その直後。こぼれ球をペナルティーエリア内から思い切り振り抜いたシュートは相手選手に防がれたが、そのプレーで獲得したCKで貴重な2点目をたたき出した。うまくボールに合わせ、ヘディングシュートを絶妙なコースへ。「得意な形。僕以外に(身長が)高い選手がたくさんいるので、うまく分散して相手がマークしていた」
9月のバーレーン戦に続く連発だが、大勝した試合の5点目とは意味合いの異なるゴールだ。「単発で活躍できる選手はいくらでもいる。取り続けられる選手がいい選手。全く一喜一憂していない」。早くも視線を次戦に向けていた。(ジッダ時事)


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