比嘉、最後も火消し=プロ野球・オリックス

今季限りで引退するオリックスの比嘉がマウンドに立った。中嶋監督からボールを手渡され、八回2死二塁で登板。山川に四球を与えた後、中村晃を右飛に打ち取った。「不安もあったが、ある程度自分の球が投げられた」。何度もピンチを救った右腕が最後も火消しを見せた。
今季はけがに苦しんで思うような結果を残せず、「毎日投げないとプロ野球は駄目」と決断した。沖縄・コザ高から大学、社会人を経て、27歳で飛び込んだプロの世界。15年間を振り返り、「太く短くみたいな野球人生を思い描いていた。何か細く長くやったかなと。恵まれた15年間だった」と笑った。

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