新方式のACL開幕へ=横浜M、神戸、川崎が出場

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は16日に開幕し、Jリーグ勢は前回準優勝の横浜M、J1王者の神戸、天皇杯を制した川崎の3チームが参加する。今大会から方式が変わり、12チームずつ東西に分かれて実施する1次リーグでは、各チームが抽選によって決まった8チームとホームかアウェーどちらかで1度ずつ対戦。両地区の上位8チームずつが決勝トーナメントに進む。
4大会連続出場となる川崎の鬼木監督は新方式について「イメージしづらいのが正直なところ」と明かす。前回までは4チームずつのホームアンドアウェー方式で、1度目の対戦を分析し、再戦時に生かすことができた。「ホームで勝つことが重要になるし、アウェーだから勝ち点1でいいという戦いをやると、最後苦しくなる」。18日に敵地で迎える蔚山(韓国)との初戦は一戦必勝の構えで臨む。
神戸は17日にアウェーでブリラム(タイ)と初戦。連覇を狙うJ1の戦いで3位につけており、準々決勝に進出している天皇杯と合わせて秋は連戦が待つ。吉田監督は8位以内で突破できることから、「早く3勝くらいすればリーグ(J1)に集中できる」とにらむ。横浜Mも同日、敵地で光州(韓国)と対戦する。
日本勢同士の対戦はなく、相手となる8チームは全く同じ顔触れになったため、それぞれが勝てば結果的に「共闘」の形にもなる。何チームが勝ち上がれるか。

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