引退の安達「すっきり」＝オリックス一筋の名手―プロ野球

今季限りでの引退を表明した安達了一内野手（３６）が１３日、京セラドーム大阪で記者会見し、「寂しい気持ちもあるが、ちょっとすっきりした」と語った。
オリックス一筋１３年で守備の名手として活躍。引退の決め手に、守備固めで１イニング３失策を記録した５月１日のロッテ戦（ほっと）を挙げた。「守れなくなったら引退と決めていた。自分の分かれ道だった」と明かした。同じく現役を退くＴ―岡田外野手がサプライズで花束を持って登場。安達は「２人で弱い時から支えてきた。Ｔがいたから、ここまでできたので感謝している」と感極まった様子だった。