生かしたい前回の反省=イラクなど回避―サッカーW杯予選

日本は前回に続いてオーストラリア、サウジアラビアと同じ組になった。出場枠が大幅に増えたとはいえ、国際連盟(FIFA)ランキングでアジア最上位の日本としては、2位以内でW杯切符を手にしないといけない立場。前回の反省を生かして勝ち抜きたい。
格下のオマーンにホームで不覚を取り、第3戦の敵地サウジ戦で2敗目。出だしでつまずいたことが響き、窮地に立った。
サウジ、豪州とは今回、対戦順まで同じになった。中国、バーレーンとの1、2戦目で着実に勝ち点を積み、アウェーのサウジ戦に向かいたい。メンバーの大部分を占める欧州組はシーズン序盤。選手のコンディションの見極めが重要になりそうだ。
今年のアジア杯で苦杯を喫したイラクや、決勝に進んだカタール、ヨルダンは回避できた。今年11月のアウェー2連戦がインドネシア、中国となり、日本とは地理的に近い。韓国が入ったB組は他が全て中東勢。移動の面では恵まれた組と言える。
森保監督は「アジアでの戦いは一筋縄ではいかないが、これまでの経験やチームとしての積み上げを生かし、一戦一戦、勝利を目指して戦い抜く」と談話を出し、覚悟を示した。(時事)

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