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張本と早田組、「鉄壁」ペアに再び完敗=張本の強打も通じず―世界卓球

日本の男女エース、張本と早田が挑んだ中国ペアは、まさに「鉄壁」だった。女子の孫穎莎が巧みにコースを散らし、返球が甘くなれば王楚欽に打ち込まれた。立ち上がりこそ競り合ったが、第1ゲームの6―6から、第2ゲームまで11ポイント連続で失点。張本は焦りの表情を浮かべ、何度も首をひねった。
準決勝まで4試合で1ゲームしか落とさずに勝ち上がってきた今大会。これまでなら簡単に決まった張本の強打も、孫穎莎の力量にはね返された。「今までの戦い方では駄目。多少リスクを負う場面はある」。張本はそう展望していたが、前回決勝でも屈した相手ペアを動じさせることはできなかった。
2大会連続のメダルを手にしても、もはや「目標ですらない」と早田は言う。頂点だけに狙いを定め、再び決勝で散った。「2年前と同じ結果で悔しい」。張本は肩を落とした。
ペアの結成は約4年前。前回の悔しさもばねにして成長を続けてきたが、中国の壁も高くなっていた。「いつか一回でもリベンジをしたい」と張本。この経験を再び糧とできるか。(ダーバン時事)

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