原点に立ち返り先制=日本、はまったプレス―サッカー日本代表

いい守備から、いい攻撃へ移る形は森保ジャパン発足後から取り組んできた基本コンセプト。2カ月後に迫るW杯へ向けた一戦で、新ユニホームに身を包んだサムライたちが、原点に立ち返り躍動した。
仕掛けたわなは、すぐにはまった。1トップの前田をスイッチ役に前線から激しくプレスをかけてサイドへ追い込み、前後から挟んでボールを回収。前半25分の先制シーンも、中央で相手のミスを誘ってから素早く仕掛け、鎌田が決めた。
森保監督はW杯アジア最終予選を勝ち抜いた4―3―3から4―5―1の布陣に戻した。好調の鎌田をトップ下に置いたことで中央に厚みが戻り、攻撃の幅は広がった。指揮官も「相手の捕まえづらい位置で起点になってくれた」と評価した。
守備面の確認にも抜かりなく、後半には伊藤をセンターバック、冨安を右サイドバックに移す新たな形もテスト。終盤に三笘が駄目押しの2点目を挙げた。
W杯出場国の米国、次のエクアドルとの戦いは、本番を想定できる貴重な実戦機会。選手を入れ替えながらチーム力を保てるかは、強豪ドイツ、スペインと当たるW杯のカギで「交代枠を使いながら勝っていく」と監督。ドイツでの残り1試合で、さらなる上積みを図る。(デュッセルドルフ時事)

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