【中日新聞杯展望】皐月賞で2着したコスモキュランダが中心 ハンデ戦だけに混戦模様
第60回中日新聞杯・G3は12月7日、中京競馬場の芝2000メートルで行われる。
春は皐月賞2着、ダービーで6着の実績を残したコスモキュランダ(牡3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)。菊花賞は距離が長い上に、集中力が切れてしまい14着だったが、2000メートルの皐月賞ではレコード決着で2着。中距離に戻れば、本来の力を発揮できそうだ。
新潟大賞典、七夕賞でともに2着だったキングズパレス(牡5歳、美浦・戸田博文厩舎、父キングカメハメハ)も有力。ハンデにもよるが、悲願の重賞制覇も夢ではない。
前走の富士Sはスムーズな競馬ができなかったジェイパームス(セン4歳、美浦・堀宣行厩舎、父ジャスタウェイ)も、まだまだ伸びしろがある馬。ハンデもそれほど重くならないはずで、一発の魅力がある。
エリザベス女王杯を自重してここに回ってきたシランケド(牝4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父デクラレーションオブウォー)は、調教で絶好の動きを披露している。まだ底を見せていないだけに、警戒が必要だろう。
12/02 11:53
スポーツ報知