【京都6R・2歳新馬】ソニックステップが接戦を首差制す 西村淳也騎手「調教の動きから自信があった」

京都6Rを制したソニックステップと西村淳也騎手(左端、カメラ・山本 理貴)

 12月1日の京都6R・2歳新馬(ダート1800メートル=7頭立て)は、ソニックステップ(牡、栗東・高野友和厩舎、父ドレフォン)が単勝1・8倍の1番人気に応え勝利した。勝ち時計は1分54秒8(良)。

 ややスタートは遅れたが、二の脚を利かせて2番手へ。ハナを切ったシュドゥン(団野大成騎手)を見ながらリズム良く追走した。向こう正面で徐々に先頭との差を詰め、直線では2頭のマッチレース。力強く脚を伸ばして激しい競り合いを首差制した。

 西村淳也騎手は「調教の動きから自信がありました。ペースは遅かったですが、ラスト3ハロンのラップは優秀でしたし、4コーナーで大丈夫だと思いました。厩舎の方がしっかりと調整してくれていて、感謝しています」と振り返った。

 高野調教師は「よく走ってくれました。ジョッキーを調教から乗せていて、この馬のハミの取り方、ゲートの出の遅さを分かった上での扶助、スタートでした。チームの勝ち方で僅差をものにしたと思います」と話した。近親に18年エルムSなどダートで6勝を挙げたハイランドピークがいる。

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