比江島慎、13年目の代表戦“ラストマッチ”を勝利締め 渡辺雄太「いつでも帰ってきてね」

比江島慎

◆バスケットボール男子 ▽2025年アジア杯予選 日本83―78グアム(24日・グアム)

 C組で世界ランク21位の日本は、同80位のグアムに83―78で勝利。通算4勝目を挙げて、25年8月開催のアジア杯(サウジアラビア)出場を決めた。

 試合は最終第4クオーター(Q)残り3分9秒、相手に3Pを決められ71―71の同点で大接戦に。そこから日本は残り2分47秒にジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)がバスケットカウントで“3点プレー”、西田優大(三河)がこの日6本目の3ポイントシュート(3P)を決めて、勝負を決めた。

 今回の2連戦で13年目の代表の“ラスト”を示唆していた最年長・比江島慎(宇都宮)は9得点だった。最終Q81―78の残り10秒には、フリースローを2本決めきって、勝利を確実のものとした。試合後は「勝ち切れて良かった。(フリースローは)外す気がしなかった」と振り返り、来年8月の本戦に向けては「みんながいい準備してくれると思います。どんどん良くなっていくと思うので、みなさんもぜひ期待して、引き続き応援よろしくお願い致します」とコメントを残した。

 ともに五輪2大会に出場した渡辺雄太(千葉J)は自身のSNSに「まこ今までありがとう。また代表にユニホーム着たくなったらいつでも帰ってきてね。」。馬場雄大(長崎)も「あ、でもまこ!合宿最後の日、離脱した時に話したことはちゃんと覚えておいてね!!宜しく頼むね!ね、ユウキ!!(富樫勇樹)」と、比江島へのメッセージをポストした。

 ▽グアム戦メンバー

比江島慎(宇都宮)

山崎稜(広島)

富樫勇樹(千葉J)

ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)

佐々木隆成(三遠)

大浦颯太(三遠)

吉井裕鷹(三遠)

川真田紘也(長崎)

渡辺飛勇(信州)

中村拓人(広島)

西田優大(三河)

渡辺伶音(福岡大大濠高)

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