豊昇龍も勝利! 琴桜と千秋楽直接対決へ 祖父以来の半世紀ぶりの「琴桜優勝」なるか

豊昇龍(手前)が吊り出しで霧島を下す(カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽九州場所14日目(23日・福岡国際センター)

 1敗でトップの両大関、琴桜(佐渡ケ嶽)、豊昇龍(立浪)がともに勝ち、千秋楽に予想される直接対決で勝った方が、優勝となることになった。

 琴桜は、新大関・大の里(二所ノ関)を上手投げで破った。琴桜が初の栄冠を飾れば、同じしこ名の元横綱の祖父が73年名古屋場所で優勝して以来、約半世紀ぶりに琴桜の名が刻まれる。

 関脇・霧島(音羽山)につり出しで勝った豊昇龍は、昨年の名古屋場所以来2度目、大関に昇進してからは初の賜杯に臨む。

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