竹田麗央は3差2位で最終日へ 終盤にショット上向き手応え「最後の方は良かったので、それを明日できるように」
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第3日(23日、宮崎・宮崎CC=6497ヤード、パー72)
メジャー3連勝と今季9勝目を狙う年間女王の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は5バーディー、2ボギーの69。通算9アンダーで首位との3打差は変わらず、2位をキープした。
終盤の3バーディーで竹田が優勝戦線に残った。序盤は5番までに2ボギーで1つ落とし、プレーに精彩を欠いた。9番パー5で第3打をピンそばにつけてイーブンに戻すと13番パー5でもバーディー。第2日に第1打でドライバーを握り、ダブルボギーを喫した14番はティーショットで3ウッドを選択し、3オン1パットでしぶとくパーとした。16番パー3で6アイアンで4メートルに運び、バーディーパットを沈めた。最終18番は残り169ヤードからの6アイアンの第2打を50センチにつけるバーディーで場内は歓声に包まれた。
竹田は「(18番セカンドは)かんでしまうミスショットだったがうまく転がってくれた。前半はなかなかショットが思った通りに打てず、攻めていけなかったので明日はそういうことがないように。ピン位置も難しく、風も吹いていて今日は難しかった」と振り返った。
最終日はこの日と同じくトップの桑木志帆との2サムの最終組で回る。3打差を追う展開について「今日で1打差くらいにしたかったが、桑木さんがいいゴルフをされていた」と捉え、今季最後のラウンドとなる24日へ「明日は前半からしっかり差を詰めていきたい。ショットは最後の方は良かったので、それを明日できるように頑張りたい」と力を込めた。
11/23 15:41
スポーツ報知