バスケ男子代表 ホーバス・ジャパン“第二章”は快勝発進 「あまりうちのバスケはやれなかったけど、この経験が必要」

ファンに手を振り引き揚げるトム・ホーバス日本代表監督 (カメラ・佐々木 清勝)

◆バスケットボール男子 ▽2025年アジア杯予選 日本―モンゴル(21日、日環アリーナ栃木)

 世界ランク21位の日本は、同108位のモンゴルに93―75で勝利。トム・ホーバス監督の続投決定後、再スタートの“初陣”を白星で飾った。試合後、ホーバス監督は「ありがとうございます。(試合に)勝ててよかった」と、充実の表情で場内インタビューに答えた。

 モンゴル戦には、富樫勇樹(千葉J)、吉井裕鷹(三遠)らパリ五輪代表組に加え、アレックス・カーク(琉球)、昨季Bリーグ王者の広島から中村拓人、山崎稜ら、フレッシュな顔ぶれがメンバー入り。指揮官は「経験ある選手が、こういうゲームは余裕じゃないけど、落ち着いている感じ」と回顧。最年長・比江島慎(宇都宮)主将が18得点、25歳の西田優大(三河)がチーム最多21得点とベテランと若手が互いに躍動した。

 ホーバス監督は「若いメンバーが(試合)時間出ているから、あまりうちのバスケはやれなかったけど、この経験が必要」と、さらなる向上に期待。次戦は24日、アウェーでグアムと戦う中「次は、みんなが落ち着いて、うちのバスケをやります」とファンに宣言した。

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