井上尚弥が中谷潤人、ロマチェンコらの相手つとめたラミドともスパー開始 順調調整に大橋秀行会長「素晴らしい内容です!」
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(12月24日、東京・有明アリーナ)
プロボクシング世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)がIBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)戦に向けて米国人ボクサーとのスパーリングを行ったと、所属ジムの大橋秀行会長が21日、明らかにした。
井上尚のパートナーに関しては、すでにメキシコから2人のパートナーが来て実戦練習の相手を務めているが、20日には米国からジャフェスリー・ラミド(24、米国)が来日。早速、5ラウンドのスパーリングを行ったという。大橋会長は「メキシコ選手2人とも濃厚なスパーリングを行っています。素晴らしい内容です!」と順調な調整ぶりに期待を寄せるコメントを発表した。
井上尚は今月初めにサウジアラビアの首都リヤドに飛び、同国最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン」と推定総額30億円の大型スポンサー契約を結んだ。5日に帰国すると、7日にスパーリングを再開。ここまでスーパーバンタム級のWBO11位、IBF14位の世界ランカー、セバスティアン・エルナンデス(24)とWBO世界フェザー級(57・1キロ以下)11位のブランドン・レオン(26)のメキシコ人2人相手に実戦練習を行ってきたが、さらにIBF世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)やWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)らの相手を務めたことがあるラミドが加わり、さらに精力的な実戦練習を重ねていく。
戦績は31歳の井上が28戦全勝(25KO)、26歳のグッドマンが19戦全勝(8KO)。
試合はLeminoで無料生配信される。
11/21 10:59
スポーツ報知