新大関・大の里が連敗で4敗に「昨日から良くない部分が出ている」 幕内後半戦の九重審判長「疲労か研究の成果なのかな」
◆大相撲九州場所11日目(20日・福岡国際センター)
新大関・大の里(二所ノ関)が4敗目を喫した。立ち合いで東前頭6枚目・隆の勝(常盤山)に左へ動かれると、出足が鈍った。得意の形になれず、のど輪で起こされるとそのまま押し出された。「すべて自分が負けてしまっている」と反省。2連敗で「昨日から良くない部分が出ている」と唇をかんだ。
連敗は新関脇だった名古屋場所の10日目以来。9勝6敗で優勝争いに絡めなかっただけに「流れが悪い。変えたいですね」と引き締めた。幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「1年の疲労が出ているのか、皆が研究している成果なのかといってもいいでしょう」と指摘していた。
11/20 19:50
スポーツ報知