【ジャパンC】ソールオリエンスが軽快にラスト11秒2 手塚調教師「スパイスで先行させました」

Wコースで追い切ったソールオリエンス(手前)はジオセントリックと併せ馬(カメラ・荒牧 徹)

◆第44回ジャパンC・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=11月20日、美浦トレセン

 昨年の皐月賞馬で、前走の天皇賞・秋で7着だったソールオリエンス(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が、Wコースで切れのある動きを披露した。内ジオセントリック(3歳2勝クラス)に先行する形からスタートして、5ハロン69秒1―11秒2をマークして軽快なフットワークで併入に持ち込んだ。

 手塚調教師は「先週しっかりやれているし、中3週でもあるので、あまりやる必要はない。いつも追いかけているので、スパイス(刺激を与える意味合い)で先行させました。久しぶりに外から併せたので、おろしがけはフワッとしたが、横に馬が来たらしっかり走れていた。いい動きでした」と納得の表情。はまった時の決め手は鋭く、出来の良さから侮れない。

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