【ジャパンC】最強ドウデュースに隙はなし 友道調教師「春に比べると馬っ気も少ない」

キャンター調整するドウデュース

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)=11月19日、栗東トレセン

 天皇賞・秋を鮮やかに差し切ったドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)はCWコースを4ハロン59秒7―13秒9で軽快に駆け抜けた。脚さばきもスムーズで、引き続き素晴らしい気配。友道調教師は「この馬の普通キャンターで13秒台ですからね」と満足そうだった。

 前走はレースの上がりを1秒2も上回る32秒5の末脚で、驚がくのパフォーマンス。5歳秋にして完成されてきた印象がある。「春に比べると馬っ気も少ないし、心身ともにいい感じ。落ち着きが出ましたね」とトレーナー。現役最終章第2幕に向け、いたって順調だ。明日20日に最終追い切りが行われる。

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