石川祐希「内容的にも良かった」両軍最多18得点でMVP ペルージャが開幕8連勝…バレーボール・イタリア1部
◇バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)第8節 ペルージャ 3(25―8、25―17、25―17)0 グロッタッツォリーナ(16日、イタリア・ペルージャ)
【パラバルトン(イタリア)16日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希が所属する昨季タイトル4冠のペルージャは、ホームで今季リーグ最下位のグロッタッツォリーナを1時間10分のストレートで撃退。リーグ開幕から無傷の8連勝で首位をキープした。石川は13日に白星発進した欧州チャンピオンズリーグ(CL)初戦に続いて第1セットから先発出場し、両チーム最多18得点。セリエAでは、今季3度目のMVPの活躍でチームを快勝に導いた。
試合後に取材に応じ「僕たち(無敗のペルージャ)とやるにあたってプレッシャーをあまり感じていない相手だと思います。そういった相手にまずは勝ちきれたことは良かった。内容的にも良かったと思うので。(個人では)今、このチームでやるべきことをやらないといけないと考えていた。きょうに関してはレセプション(サーブレシーブ)もいいパスが返せたと思います。アタックは途中でミスがありましたし、サーブもあったので、そこは修正していかないといけないなと思います」と充実の表情で振り返った。
次戦は19日(日本時間20日未明)に欧州CL第2戦となるサンナゼール戦(フランス)に敵地で臨む。セリエAの第9節は、24日に敵地で日本代表の大塚達宣(たつのり)がいる、石川にとっては昨季まで所属した古巣のミラノと対戦する。「(直近は)レセプションが良くなかったので、今回は意識していたし、そこがきょうは良かったかな。またサーブに関しては、次の試合で修正できるようにしたいなと思います」と表情を引き締めた。
11/17 08:20
スポーツ報知