【ジャパンC】巻き返し狙う宝塚記念勝ち馬ブローザホーンは坂路でしっかり負荷 吉岡調教師「消耗戦になれば」

ブローザホーン

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=11月16日、栗東トレセン

 春の宝塚記念を制したものの、前走の京都大賞典でまさかの最下位11着に敗れたブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)が坂路で追い切られた。

 吉岡厩舎はレース1週前の土曜に実質的な追い切りをかける形が多く、この日もしっかりと手綱を動かしつつ、53秒8―12秒8をマーク。「今日は気持ちを乗せる意味で、短い(距離の)ところでしっかりと追いました。天皇賞と同じぐらいの状態です」と吉岡調教師は説明した。

 前走後は短期放牧に出し、ここまでは予定通りのメニューをこなしている。「前走はダメージもなく、回ってきただけ。消耗戦になればチャンスはあると思います」とトレーナーは復活を期待した。

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