八村塁、7戦ぶり2桁19得点で勝利貢献 レブロンが“トリプルダブル” 河村は出番なく、日本人対決は実現せず
◆NBA レイカーズ―グリズリーズ(13日、米ロサンゼルス=クリプトドットコム・アリーナ)
八村塁が所属するレイカーズと、河村勇輝がツーウェー契約を結ぶグリズリーズが今季2度目の対戦。試合はレイカーズが128―123で勝利し、ホームでは開幕6連勝で、通算7勝4敗とした。グリズリーズは7勝5敗。
八村は先発し、7試合ぶり2桁19得点、7リバウンド、3アシストをマーク。第1クオーター(Q)から、3ポイントシュート(3P)を2本沈めて、得意のミドルも成功。第2Qには、3Pの位置からシュートフェイントで中に切り込むと豪快にダンクもたたきこんだ。一方、河村は前半出番がなかった。前半はレイカーズが1点リードで折り返した。
後半は第3Q、グリズリーズが8―0のランで一気に逆転。レイカーズは追う展開から八村がゴール下でファウルを受けながらシュートをねじ込み、終盤にはフリースローを沈めて91―92と迫るも、グリズリーズのリードのまま最終Qに入った。
第4Qは序盤にレイカーズがラッセルの3Pで逆転。そこから試合は1点差の攻防になるも、レイカーズは終盤にレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの主力が得点を重ね、八村もこの日3本目の3Pを沈めて逃げ切った。河村はこの試合、出番がなく、日本人対決はならなかった。
レイカーズは、レブロン・ジェームズが、35得点、14アシスト、12リバウンドで3戦連続“トリプルダブル”を記録した。
両チームの対戦は前回11月6日で、グリズリーズが131―114で勝利した。八村は体調不良で欠場。河村は、最終第4クオーター(Q)残り1分56秒から出場。レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズの息子・ブロニーの激しいディフェンスをものともせず攻めてファウルをもらい、残り33・9秒に獲得したフリースローを2本とも決め、NBA初得点を挙げた。
11/14 14:47
スポーツ報知