駒大の篠原倖太朗、城西大の平林樹、麗沢大の鈴木康也が富士通に新加入を発表

駒大陸上部の篠原倖太朗

 富士通は13日、陸上競技部長距離ブロックに駒大の篠原倖太朗(4年)、城西大の平林樹(4年)、麗沢大の鈴木康也(4年)が来年4月1日付で新加入することを発表した。駒大の並木大介主務もスタッフとして加入する。

 駒大の主将を務める篠原は、5000メートル(屋外)とハーフマラソンで日本人学生記録を持つ、学生界のトップ選手。直近では11月3日の全日本大学駅伝で、エース区間7区で区間賞の好走を見せた。

 富士通はニューイヤー駅伝3度優勝を誇り、男子1万メートル日本記録保持者の塩尻和也、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾らが所属する強豪。篠原は卒業後も拠点は駒大に置き、大八木弘明総監督(66)の下で指導を受けながら「富士通の篠原」として駅伝で活躍し、そして、世界を目指すつもりだ。来年の東京世界陸上と28年ロサンゼルス五輪はトラックで、32年ブリスベン五輪はマラソンで勝負する考えだ。

 ◆篠原 倖太朗(しのはら・こうたろう)2002年9月3日、千葉・山武市生まれ。22歳。富里高から21年駒大に進学。大学駅伝は1年時の出雲駅伝1区8位。2年時は全日本5区2位、箱根3区2位。3年時は出雲1区区間賞、全日本3区2位、箱根1区区間賞。4年時は出雲6区3位、全日本7区区間賞。23年2月の丸亀ハーフで1時間0分11秒の日本人学生記録。今年9月に5000メートルで13分15秒70の屋外での日本人学生記録を樹立。1万メートル自己記録は27分35秒05。小学生時代は柔道をしており、好きな選手はリオ、東京五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平さん。175センチ。

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