石川遼が米ツアー予選会にエントリー「チャレンジしたいっていう思いでは常にいた」 2次から挑戦

囲み取材を受ける石川遼(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 練習日(12日、宮崎・フェニックスCC)

 前週の三井住友VISA太平洋マスターズでツアー通算20勝を飾った石川遼(カシオ)が会場で取材に応じ、来季米下部ツアーの2次予選会(12月3~6日、カリフォルニア州など)を受けることを明らかにした。

 決断したのはエントリー締め切りの10月頭だった。今年から新たに項目に加わった「10月2日時点で米ツアー50回以上予選通過」の資格で参戦する。「いや、行くっしょ、みたいな感じだった。チャレンジできる資格があるなら、やっぱチャレンジしたいなっていう思いでは常にいた。別にそれが最終予選会からじゃなくても」と語った。

 石川は2013年から米ツアーに本格参戦。17年に出場権を失い、2018年に主戦場を日本に戻した。「もう33歳だし、来年でいいか、再来年でいいかっていうよりは、今の自分の居場所、現在地っていうのも知りたい。厳しい戦いだけど」と、再挑戦を決めた。

 2次予選会を突破すれば最終予選会(12~15日、フロリダ州)に進む。最終予選会5位までが米ツアー、同40位までが下部ツアーの来季出場資格を獲得する。

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