大仁田厚「俺は電気に慣れているんじゃ!」覆面バンド「MASKMANZ」と秋の防災イベントに登場

清瀬消防署員とともに「ノー! ファイヤー!」と叫ぶ大仁田厚(中央)

 今年、レスラーデビュー50周年を迎えた「邪道」大仁田厚(67)が10日、東京・清瀬市の竹丘緑地公園で開催された「秋の防災交流会」に自身が率いる謎の覆面バンド「MASKMANZ」と共に登場した。

 この日、「MASKMANZ」と東久留米を中心に活動する特別支援学校出身のキッズダンスチーム「RISE」のコラボステージを披露した「邪道」。

 AED講習会では若手消防士が大仁田にチョップを食らい、倒れてしまうという“寸劇”にも参加。救急に電話をしてから心臓マッサージを敢行。AEDを使用して見事、蘇生するという展開に会場からは大きな拍手が起こった。

 講習を企画した消防隊員は「AEDの使用で心肺蘇生までの時間が短くなり、救急救命の後に社会復帰できる方もいます。皆さんにもっとAEDの使い方を知ってもらいたい」とコメント。

 この言葉を受け、数々の電流爆破マッチを戦ってきた大仁田は「俺は電気には慣れています! だけど、もしもの時は俺にもAEDの電気ショックが必要です。備えあれば憂いなし!」と、きっぱり言い切った。

 さらに大仁田と「MASKMANZ」は警視庁のマスコットキャラクター・ピーポくんとともに綱引き大会にも参加。地元の子どもたちや消防団とリングでの戦いに負けない熱いバトルを繰り広げた。

 なお、会場では、はしご車体験コーナーや消火体験コーナー、警察からはパトカーと白バイの展示もあった。

 清瀬消防署の行川勝義署長が「寒くなったので暖房器具の取扱いに気をつけてください。地域みんなで防災に取り組みましょう」と話した後、最後は大仁田が集まった清瀬市民とともに、いつもの「ファイヤー!」ならぬ「ノー! ファイヤー!」の雄たけびで締めくくった。

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