【エリザベス女王杯】木之前葵騎手の本命は末脚強烈な3歳馬 ルメール騎手が腹くくって最後方からかわし去る

レガレイラの後方一気を期待した木之前(右)(左は後藤ひなの)

◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)

 名古屋のアイドルユニット・delaの後藤ひなのちゃんと一緒に先月、笠松けいば秋まつりで写真を撮りました。笠松競馬のYouTubeなどで活躍していて、すごく気さくな女の子。「いつも見ています」と言ってくれて、うれしかったな。

 秋華賞では3連単を当てることができたので、連勝を狙ってレガレイラを本命にしました。何より、しっかりした末脚が武器。いつもスタートはあまり速くないけど、中途半端に出るよりも周りを見ながら進められる後方からの方が、持ち味が出るはずです。ルメール騎手が最後の脚を信じて腹をくくって運び、最後方から全部かわし去る気持ちのいい競馬を期待しています。

 あと、気になる点は前走のローズSが過去最高体重(468キロ)だったこと。3歳夏を過ぎても成長を続けている女の子ですし、2度目のG1制覇が楽しみです。

(名古屋競馬騎手)

木之前葵騎手の印】

◎(7)レガレイラ

○(1)ホールネス

▲(13)サリエラ

★(14)ハーパー

△(5)モリアーナ

△(2)ライラック

△(8)シンリョクカ

△(17)コスタボニータ

 ◆木之前 葵(きのまえ・あおい)1993年7月10日、宮崎県三股町生まれ。31歳。13年4月に名古屋でデビューし、地方通算595勝。

ジャンルで探す