B1レバンガ 3シーズンぶりの4連勝ならず…守備が崩壊し宇都宮に68―96

大敗を喫し肩を落とすレバンガ北海道の選手たち(カメラ・島山 知房)

◆りそなB1リーグ▽第8節 宇都宮96―68レバンガ北海道(9日・北海きたえーる)

 東地区5位のレバンガ北海道は同2位の宇都宮に68―96で敗れ、2022年4月以来の3シーズンぶりの4連勝を逃した。第1クオーター(Q)に39点を奪われると、その後も相手の勢いを止めることができずに大量失点で敗れた。

 今季最多5273人の観客が詰めかけた会場は試合終了のブザーとともに、ため息に包まれた。今季ワースト失点で敗れ、小野寺龍太郎HC(42)は「多くのファンのみなさんが会場に駆けつけていただいてる中で、見せてはいけない試合をしてしまった」と肩を落とした。

 第1Qが全てだった。パリ五輪日本代表のSG比江島慎(34)らを擁する相手の3Pシュートが面白いように決まった。10本中7本がゴールに収まり、いきなり39失点。宇都宮が22年1月の群馬戦でマークした第1Qの得点記録「37」を更新され、3連勝の勢いを止められた。

 宇都宮との連戦となるきょう10日の試合に向け、SG/SF関野剛平(30)は「こういう試合を見て『やっぱり今年もか』みたいに思われるのは僕たちの責任。明日(10日)は最後まで戦い抜く試合にしたい」と気持ちを切り替えていた。

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