高橋藍「長い目で見て判断」左足首違和感 開幕6戦目初めてベンチ外 次戦9日東レ静岡戦「出られる状態なら出る」

足の治療を受けながら試合を見るサントリー・高橋藍(カメラ・池内 雅彦)

 昨季Vリーグ覇者のサントリーが東京GBをわずか1時間40分のストレートで一蹴し、今季3勝目(3敗)を飾った。今季加入したパリ五輪代表の高橋藍(らん、23)が試合前に左足首に違和感が生じた影響で、開幕6戦目で初めてベンチ外となったが、初先発のアレクサンデル・シリフカ(29)が1万871人の観客の前でチーム2位の16得点と奮闘。「最高の雰囲気で勝てて良かった」と笑顔を見せた。

 工藤建太S&Cコーチによると、藍はパリ五輪前に捻挫した患部が完治していない状態だという。3日に2―3で惜敗した東京GB戦で違和感が生じ「長い目で見て判断した」と会場への移動中に首脳陣に知らされた。9日の東レ静岡戦(静岡)は「出られる状態なら出る」とした。

ジャンルで探す