準々決勝で双子対決が実現 兄・大野斗真が弟・颯真とのフルゲームの熱戦を制す…卓球全日本カデット

準々決勝で対戦した大野斗真(右)と颯真

◆卓球 全日本選手権カデットの部 最終日(3日、長崎県立総合体育館)

 男女シングルス準々決勝が行われた。13歳以下男子は双子対決が実現。兄の大野斗真(13)=野田学園中=が、弟の颯真(13)=木下アカデミー=との激闘を3―2で制し、準決勝に駒を進めた。ゲームカウント0―2から2ゲームを連取。第5ゲームも12―10で制し、逆転勝ちを収めた。

 2人は今大会、1日のダブルス準々決勝で全国大会では初めて対戦。斗真がフルゲームで敗れていたが、その雪辱も果たした形となった。大野兄弟は弟が9歳で全日本選手権ジュニアの部に出場するなど早くから注目されてきたが、兄も強豪の野田学園中で力を磨き、8月の全国中学校大会で8強に入るなど将来を有望視されている。

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