【BCクラシック】フォーエバーヤングが坂井瑠星騎手で追い切り 2走前と比べて矢作調教師「本当に雲泥の差」

坂井瑠星騎手が騎乗のフォーエバーヤング(右)は、ダートコースでエコロアゼルと併せて追い切る。 (カメラ・高橋 由二)

◆第41回ブリーダーズカップクラシック・G1(現地時間11月2日、米国・デルマー競馬場・ダート2000メートル)追い切り=現地時間10月29日

 ケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が、デルマー競馬場で坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=を背に最終追い切りを行った。

 本番と同じく左回りのダートコースで、BCジュベナイルに出走予定のエコロアゼル(牡2歳、栗東・森秀行厩舎)を大きく追走。1番枠を想定したのか終始、ラチ沿いを走り、直線に向いて内から抜き去りにかかった。鞍上の合図に瞬時に反応して手前を替え、ゴール前100メートルほど強めに気合をつけられ、5ハロン64秒0で4分の3馬身先着した。

 見守った矢作調教師は「予定通り、非常に順調でいい動きだと思います。見た感じちょっと遅いかなと思ったのですけれども、あの馬らしく、見た目以上に時計が出ているというところで、追い切りが終わってからの馬体を見ても非常にいいし、馬の状態に関しては何も心配するところがありません。ケンタッキーダービーの時とは本当に雲泥の差だと思います。頑張ります」と力を込めた。

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