三浦佳生、合計278・67点で3位 島田高志郎6位、吉岡希8位 マリニンが合計290・12点で優勝

◆フィギュアスケート ▽グランプリシリーズ(GP)第1戦・スケートアメリカ 最終日(20日、米テキサス州・アレン)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位発進で、2023年四大陸選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は、フリー3位の179・13点、合計278・67点で3位に入った。

 左太ももに痛みを抱えながら迎えた今大会だったが、SPでは99・54点と大幅に自己ベストを更新し、好スタート。フリーでも、サルコーとトウループ2種の4回転を3本降り、全7本のジャンプをミスなくまとめあげた。演技後は表情を変えずクールに、ぐっと拳を握った。

 SP6位の島田高志郎(木下グループ)は、137・80点、合計219・68点で6位。SP7位の吉岡希(法大)は、135・13点、合計215・92点で8位だった。

 SP首位発進で世界王者のイリア・マリニン(米国)が、フリー2位の190・43点、合計290・12点で優勝。フリーは、4種4本の4回転を組み込み、前半は4回転フリップ、4回転ルッツを成功。後半は少しジャンプでミスが出たが、逃げ切った。

 SP4位のケビン・エイモズ(フランス)が、フリー1位の190・84点、合計282・88点で2位だった。

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