【箱根駅伝予選会】2位・専大 創部100周年の節目に昨季18位から躍進「絶対に取らないといけないと」…2年ぶり72回目

歓喜する2位の専大の選手たち(カメラ・小泉 洋樹)

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 43校が参加し、各校12人以内がハーフマラソン(21・0975キロ)を一斉スタート。上位10人のハーフマラソンの合計タイムで競い、上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得した。昨年の予選会18位の専大は、10時間53分39秒で2位。創部100周年の節目に、2年ぶり72回目の出場を決め長谷川淳監督は「ここは絶対に(出場権を)取らないといけないと思っていたので。私も、かなりホッとしています」と表情を緩めた。

 エースのルーキー、ダンカン・マイナ(1年)が個人3位の快走。総合順位も5キロの通過ごとに着実に上げて行った。「手堅い作戦を練って挑んだ。その結果が2番。よく走ってくれた」と長谷川監督。3年生で箱根経験者の新井友裕は個人21位の力走で貢献し「ラスト5キロで思った以上に順位を上げることができた。今まで課題だったラスト5キロを、自分の強みにできた」と納得の表情を浮かべた。

 昨年は予選会前に体調不良者などが出て、チームとして力を発揮できず18位。この日は気温が30度に迫る中、監督が「うちが一番と言ってもいいくらい対策していた」と、体調管理を徹底した。今季は1年で箱根路に戻ることに総力をあげ、予選会の出走時刻に練習時間を合わせるなど対策。創部100周年に2年ぶりの出場権を獲得し、長谷川監督は「チーム内競走をしっかりと高めて、シード権にひっかかる戦いをしたい」と意気込んだ。

【シード10校】

青学大

駒大

城西大

東洋大

国学院大

法大

早大

創価大

帝京大

大東大

★関東学生連合

【予選会通過10校】

(1)立大    10時間52分36秒 3年連続30回目

(2)専大   10時間53分39秒 2年ぶり72回目

(3)山梨学大  10時間54分6秒  5年連続38回目

(4)日体大   10時間55分58秒 77年連続77回目

(5)中央学院大 10時間56分1秒  2年連続24回目

(6)中大    10時間56分3秒  8年連続98回目

(7)日大    10時間56分53秒 2年連続91回目

(8)東京国際大 10時間58分53秒 2年ぶり8回目

(9)神奈川大  10時間59分12秒 2年連続55回目

(10)順大    11時間1分25秒 14年連続66回目

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(11)東農大   11時間1分26秒 

(12)明大    11時間2分24秒

(13)国士舘大  11時間2分40秒

(14)東海大   11時間3分39秒

(15)流通経大  11時間5分11秒

(16)駿河台大  11時間9分10秒

(17)麗沢大   11時間12分5秒

(18)筑波大   11時間12分17秒

(19)明学大   11時間12分56秒

(20)武蔵野学大 11時間15分24秒

(21)日本薬科大 11時間15分30秒

(22)拓大    11時間16分3秒

(23)芝浦工大  11時間16分13秒

(24)上武大   11時間16分20秒

(25)平成国際大 11時間16分29秒

(26)東経大   11時間21分4秒

(27)亜細亜大  11時間21分51秒

(28)桜美林大  11時間22分4秒

(29)慶大    11時間23分10秒

(30)関東学大  11時間24分25秒

(31)育英大   11時間38分51秒

(32)立正大   11時間41分46秒

(33)湘南工科大 11時間55分40秒

(34)国際武道大 11時間58分35秒

(35)清和大   12時間2分53秒

(36)東大    12時間3分21秒

(37)東大大学院 12時間13分59秒

(38)東京科学大 12時間23分49秒

(39)東京理科大 12時間29分22秒

(40)一橋大   12時間30秒34秒

(41)千葉大   12時間34分39秒

(42)防衛大   12時間50分47秒

(43)埼玉大   12時間53分33秒

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